玉陵(たまうどぅん)関連の8ミリ映像
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- 玉陵竣工式
- 玉陵 尚家歴代の墓陵 パケット車
電気工事の高所作業のパケット車で、玉陵を俯瞰する尚裕氏。現代ならドローンで気軽に得られる撮影アングルだが、人間が実際に高所から眺めるという行為には、ドローンだけ飛ばす以上の、何倍もの感慨深いものがある。当時、電気工事の技師だった撮影者が、友人の尚さんの労をねぎらうために尽力したプレゼントとも言えるプライベートなイベント。なんとも友情を感じる楽しい映像。
No. 0112-04
タイトル:玉陵 尚家歴代の墓陵 パケット車
撮影者:遠藤保雄(Yasuo Endo)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 6m19s
撮影時期 : 1977年12月4日
主なロケ地 : 玉陵 (沖縄県那覇市首里金城町)
スキャン方式 : Aerial Image
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玉陵
撮影者の遠藤保雄さんは、もともと米軍の高圧送電技師として沖縄にやって来たが、この当時は国場組電設部に所属していた。尚裕さんは写真を趣味にしていたことこともあり、記念にハイアングルから玉陵を眺めてみようということになり、この様なイベントが実現したようです。
上の横長の写真は高所から撮影したパンショットをつないだ物。右側に映るのは首里高校。グランドキャッスルも見える。
ちょっと気になるクレジット
冒頭に映されるクレジットに、カメラマンとして「プロフェッショナル 尚裕」「アマチュア 遠藤保雄」と書かれています。これは写真を趣味にしていた尚裕氏に敬意を表した、遠藤氏の洒落た謙譲的表現である。
(文:真喜屋力)
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