【FILMS】EXPO’70 大阪万博に行く

1970年、大阪で開催された日本万国博覧会。通称”大阪万博”。沖縄で収集した8ミリでも、いくつかのフィルムが見つかっています。中でもこのフィルムは、徹底してパビリオンの姿を記録おり、旅行記と言うよりは建築物の資料のような見ごたえがあります。

No. 0160-00
タイトル:EXPO’70 大阪万博に行く
撮影者:真境名敏夫(Toshio Majikina)

撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 22m35s
撮影時期 : 1970年4月5日
主なロケ地 : 大阪万博会場 (大阪府吹田市)
スキャン方式 : Aerial Image

 

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那覇港からの船出

復帰前の時代は、まだまだ本土への旅行は船が普通でした。出港の際は、紙テープで見送りと言うのも珍しい光景ではなく、これもまた旅行の楽しみだったのかも知れません。

ロケ地は那覇市の那覇港埠頭。この場所は「【FILMS】南極観測船「宗谷」寄港」や、「【FILMS】本土復帰 最後のパスポート」にも登場しています。建物では沖縄製粉のサイロなど、現在でも残っていて、比較することができます。

▲那覇港出港の紙テープ。奥に沖縄製粉のサイロが見える。

» 沖縄製粉 | Google Map

大阪万博会場

船からの撮影、新幹線と撮影が進み、やがて万博の会場へと到着します。とにかく、次から次へと映し出されるパビリオンのデザインに魅了されます。一個一個あげていくときりがないので、実際に映像を見ていただくといいでしょう。幸い、撮影は安定しており、たいへん見やすい映像です。

(文:真喜屋力)

 

▲まるで空中都市のようなスイス館。

 

▲日本風の建築と空中を移動する乗り物。未来世界のテーマパーク。

 

▲太陽の塔の横顔。

 

▲太陽の塔の内部も少しだけ撮影。

 

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