初の沖縄海洋博関連の映像です。海洋博会場である本部町までは、陸路だけでなく、海上交通も活躍しました。中でもホバークラフトは、爆音と水煙をあげて、ちょっとだけ空を飛んで進むSFチックな乗り物として、子供たちにも人気だったと思います。
No. 0515-03
タイトル:沖縄海洋博 那覇新港よりホバークラフト
撮影者:大城隆盛(Ryusei Oshiro)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 7m
撮影時期 : 1975年ごろ
主なロケ地 : 那覇新港,沖縄海洋博会場 (沖縄県那覇市,本部町)
スキャン方式 : Frame by Frame
沖縄のホバークラフト
那覇市から沖縄海洋博会場に行くためには、海からのコースも用意されました。普通の船もありますが、ここに映っているホバーラフとや、水中翼船などの高速移動の乗り物もありました。また沖縄海洋博覧会会場には、エキスポポートという港も用意されていたので、船に乗ったらもうそこから海洋博だったわけです。
映像は最初、那覇市曙の那覇新港埠頭の様子が映し出されます。そこにホバークラフトが到着したように見えますが、よく見ると背景に山が映っているので、そこはもう海洋博会場のエキスポポートでの撮影になるように思います。
三井こども科学館
パビリオンとして特に注目されているのが三井こども科学館です。パビリオンと言っても巨大なビニールハウスのような建物で、四角い枠がいくつも並び、隙間をガラスの壁と天井でつないだ造りで、屋外にいるような不思議なデザインでした。隣にあった、クジラの形を模したWOSくじら館は子供心に興味を引かれましたが、大人になってみると、三井こども科学館のコンセプトと、その具体化の仮定などに興味がいってしまいます。
三井こども科学館には、水を使った実験がいろいろ見られる館で、中央にはプールがあり、波を起こしたり、渦巻きを作ったりなどの短いショーが行われていました。
エキスポランド
その後、海洋博会場の中ほどにある庭園部分を散策し、オキちゃん劇場(イルカショー)や、水族館などを映します。
そしてエキスポランドに到着。ジェットコースターなどさまざまな遊具が映ります。
最後の夜景はアクアポリスで、そこから花火が打ち上げられて映像は終わります。
(文:真喜屋力)
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