1978年7月30日は、沖縄県の風景が一変する日だった。多くの人がカメラを持って、写真やフィルムで記録を行なっている。これは那覇市内で撮影された映像。
N0. 0501-02
撮影者 : 匿名
タイトル:730の前後(那覇市)
Before and after “730”本編時間: 3m19s
主なロケ地 : 国道58号線,国際通り (沖縄県那覇市)
撮影時期 : 1978年7月29日,30日
撮影メディア : 8mm Film
スキャン方式 : Frame by Frame
主な撮影地は二ヶ所で、一つは国際通りの県庁北口交差点。と言うよりも、パレット前のスクランブル交差点と言う方がピンとくるかも知れません。
もう一つのポイントが国道58号線の前島交差点。この場所は「アイゼンハワー来沖パレード」のロケ地と同じ場所ですので、比較してみてもおもしろいと思います。
どちらも歩道橋の上から、29日と30日の二日にわたって撮影し、道路交通法変更の様子を撮影しています。比較してみてください。
また注目すべきは那覇警察署の巨大な730の看板が、730の前後で変化しているところです。ぜひ見比べてみてください。
道路交通法の変化を意識的に記録した映像ですが、もちろん現在との風景の変化も如実に見て取れます。大勢の人に良く知られた風景ですので、じっくり観察してたのしんでください。
PS
7月29日と30日の間に、いったん帰宅したタイミングなのか、撮影者が子供を映しているのが微笑ましい限りです。プロの映像にはない8ミリフィルムらしい温かさを感じます。
(文:真喜屋力)
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