No. 2095-00
タイトル:瀧谷不動 PLランド撮影メディア : 8mm Film/Color/18fps
本編時間: 8m30s
撮影時期 : 1970年代
主なロケ地 : 瀧谷不動, PLランド (大阪府富田林市)
スキャン: Frame by Frame瀧谷不動尊
フィルムの前半は滝谷不動尊(滝谷不動明王寺)の参拝風景。
▲滝谷不動尊の地図(Google マップ)
そしてフィルムの後半は、同じく大阪府富田林市にあったPLランドへと場所を移します。
PLランド
PLランドは1957年にオープンした遊園地。ウィキペディアには
パーフェクト リバティー教団(PL教団)の広大な敷地内に建設され、同教団のベンチャー企業である光丘が経営していた。閉園前の数年間は、「桜ヶ丘遊園(さくらがおかゆうえん)」の名称に変更して運営されていた。
〜(中略)〜
1989年9月に完全閉園した。現在は跡地の一部で劇団カッパ座の劇場施設として幼稚園団体向けの公演などに用いられていることや、教団会員の為の宿泊施設としてのログハウスなどを除けば、広大な跡地のほとんどは教団関係者以外には一般開放されていない。
戦前戦後と日本各地にいろいろな遊園地が生まれ、淘汰されていった。だいたい設備維持や管理にお金がかかることから、なにかのきっかけで消えていくのだろうか。
それでも1957年から1989年までこのような遊園地があったなんて知らなかったし、PL教団の遊園地と言う意外なくみあわせも驚きの映像であった。
▲元PLランドのマップ(Googleマップ)
本物の飛行機が展示されていたり、定番のモノレールや、池には帆船が浮かぶなど、乗り物には力が入っているように見える。
ケロヨンショー
施設内の建物に掲げられた横断幕には「PL ケロヨンと○○○○」と告知がでている。その後、映し出されるイベントステージでは、まさにケロヨンショーが行われていた。
ケロヨンと言われても若い人には何だかわからないと想いますが、大人気の着ぐるみキャラでした。
ケロヨンは、やはり着ぐるみを使った「劇団木馬座」と言う劇団のキャラクター。緑色のヒキガエルという設定で、服は水色のボーダーを着ている。イベントステージの下部中央に、その顔が描かれているが、その上の水色のボーダーは、ケロヨンのシャツの模様と想われる。
現在のPLランドのあった敷地には、同じく着ぐるみを使った「劇団カッパ座」の施設があるようだが、「劇団木馬座」との関係はよくわからない。
(文:真喜屋力)
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