海洋博は1975年の7月にスタートし、翌年の1月間で開催された。冬は沖縄と言えども寒々とした風景が広がっている。開会式のころのキラキラした感じが少し薄れた、冬の海洋博の行楽風景です。
No. 2073-00
タイトル:冬の海洋博へ
撮影者:牧志宗八郎(Souhachirou Makishi)撮影メディア : 8mm Film/Color/18fps
本編時間: 10m9s
撮影時期 : 1975年
主なロケ地 : 伊芸SA、沖縄海洋博覧会 (沖縄県本部町)
スキャン: Frame by Frame
海洋博会場に着く前に大きな駐車場と、小高い位置から海岸線を眺める場面がある。これは山の稜線を見る限り、沖縄自動車道の伊芸サービスエリアと判断できる。
海洋博会場で最初に映るのは、鏡貼りのパビリオン。おそらく海洋博で一番人気の三菱海洋未来館。ここはライド形式のアトラクションで、常に行列ができていた。
白いドーム状のパビリオンは芙蓉グループパビリオン。生津物を模した機械が展示されていて、リモコンで操作できるものもあった。
海洋博の前年の1974年に、西回り単独無寄港世界一周を成功させた堀江謙一のヨット「マーメイドIII」も展示されていた。マストが取り外されているせいか、ヨットらしさがいまいちである。
様々なイベントが開催されていたが、ミニSLも走っていた。私自身がそうだが、鉄道を知らない沖縄育ちの子供たちには、ちょいとテンションが上がる遊具だったように思う。
(文:真喜屋力)
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