No. 0178-00, 0163-00, 0162-00
タイトル:海洋博沖縄館 建設工事
撮影者:富盛貞夫(Sadao Tomimori)撮影メディア : 8mm Film/Color/18fps
本編時間: 8m57s
撮影時期 : 1975年前半
主なロケ地 : 沖縄海洋博会場 (沖縄県本部町)
スキャン: Frame by Frame
沖縄海洋博で地元沖縄県が出展したのが「沖縄館」。大きな赤瓦を屋根に掲げた伝統的な沖縄の建物を模して巨大化したような印象的な建築物でした。設計した金城信吉は、他にも那覇市民会館、那覇タワー、琉球大学の風樹館など印象的な建築を多く残しています。
映像にうつる看板を見ると、建築の工期は1974年4月10日〜1975年2月4日まで。年末ごろの映像でしょうか。建設に着手した段階では「沖縄館」という名称は決まっていなかったのでしょうか?看板には「沖縄県出展新築工事」と掲げられています。
本映像は三つのフィルムを繋いだものだが、最初のフィルムには屋根はまだ鉄骨がむき出しになっている。その骨組の中には、人が登って手作業でボルトを締めている姿も存、その大きさが実感できます。
沖縄館の建築作業と同時進行で、他のパビリオン建設も進行しています。沖縄館と同じエリアに立っていた三菱海洋未来館や、海洋文化館の建設風景もチラリと映っています。
PS
このフィルムとは別に、工事中に起こった建設工事中の事故映像も以前に公開しています。
(文:真喜屋力)
Leave a Reply