1966年に奥武山公園で行われたイベントと国際通りのパレード映像。
No. 0395-04
タイトル:若人の森 沖縄建設大会
撮影者:遠藤保雄(Yasuo Endo)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 14m7s
撮影時期 : 1966年1月6日
主なロケ地 : 奥武山運動場,国際通り (沖縄県那覇市)
スキャン方式 : Frame by Frame
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主なロケ地表示(Google Map表示)
「東京オリンピック記念 若人の森」碑
表題になっている若人の森に関しては、今年の四月に琉球新報のコラムでも書かれていました。
<南風>「若人の森」(外間一先、県立博物館・美術館主任学芸員)| 琉球新報 2020年4月22日
「若人の森」建設はボーイスカウトや日本スポーツ少年団などを中心に文部省(当時)が後援になって「みんなの手で明るい社会、美しい国土を」の考えから出発した。64年の東京オリンピックの際に全国から持ち寄った「ふるさとの木」をオリンピックスタジアムの正面に植樹したことを契機に運動が全国に展開した。
撮影者はボーイスカウトの指導をしていたこともあり、この映像を撮影したようです。
そして映像の冒頭には「若人の森」の記念碑が映ります。しかし、長いこと那覇市に住んでいますが、見落としていました。Google Mapにも掲載されているので、今度行ってみたいと思います。
▲「東京オリンピック記念 若人の森」碑の場所
映像の前半は奥武山の陸上競技場が舞台になっています。ブラスバンドなども見応えのある演技を披露しております。
後半(11分55秒以降)は国際通りでの盛大なパレードを映し出しています。ロケ地は主に国際通りの西側で、現在の「ざまみ(現 御菓子御殿)」辺りから海邦銀行の手前辺りまでの区間。前述の「ざまみ」をはじめ、沖縄相互銀行、山城時計の建物が映し出されます。
おもしろいのは、国際通りにも小さなパチンコ屋があったってこと。市場周辺もそうですが、昔はこういう小規模なパチンコ屋があちこちにありました。聞く所によると、市場はやお店ではたら人たちが、近場で遊べる施設が必要とされていて、こういう遊び場が増えたと言うことです。余談ですが、糸満漁港にあったボーリング場には漁師が通っていたと言う話と重なりますね。
(文:真喜屋力)
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