外間教授の730シリーズの一つ。タイトル通り、730直前の点景をまとめたもの。
No. 0958-00
タイトル:730(ナナサンマル)点景
撮影者:外間宏三(Kouzou Hokama)撮影メディア : 8mm Film/Color/18fps
本編時間: 29m7s
撮影時期 : 1978年7月
主なロケ地 : 沖縄本島各地、首里など,ナナサンマル (沖縄県)
スキャン: Frame by Frame
最初に映し出されるのは、730関連の新聞のスクラップ。
つづいて右側通行から左側通行に変更するさいに、道路拡幅工事が行われた場所。与儀公園周辺、那覇高校周辺、繁多川など、少しわかりづらいが、ロケ地を当てるのも地元民の楽しみ。
6分30秒あたりから、唐突に釣具店が続けざまに映し出され、その後に中古車販売店が映し出される。
これは730によって打撃を受けた職種。中古車はハンドルが右側通行用の左にハンドルなので、在庫が捌けなくなる。釣具店は海に向かう車線側の店は売れ行きが良いが、車線が変更されることによって、形勢が逆転してしまうなど、当時問題になった。
その後、左側通行用のバスなどが港に陸揚げされる様子や、道路標識の工事の様子が映し出される。
13分44秒で登場するのが「沖縄前照灯保管センター」。730で車の前照灯は右側通行から左側通行ように取替えねばならなかったため、廃棄された右側通行用の前照灯はここに集められたようだ。集められた前照灯はブルトーザーで潰されている様子がその後に映される。
20分38秒からは泊小学校校庭で行われた交通指導の様子が記録されています。車も持ち込んでシュミレーションしながらの安全指導の様子がわかります。
最後は730のための周知ポスター。壁にポスターを並べての撮影。
(文:真喜屋力)
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