ちょっと時期がズレましたが、8月のうちに。沖縄では先日は旧暦の七夕で墓掃除でしたが、こちらの映像は仙台の七夕祭り。そして長野県の旅行映像です。
No. 0280-03
タイトル:パパと娘の旅(仙台-松本)
撮影者:遠藤保雄(Yasuo Endo)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 12m36s
撮影時期 : 1967年8月7〜16日
主なロケ地 : 宮城県仙台市、長野県松本市 (宮城県,長野県)
スキャン方式 : Frame by Frame
撮影者の遠藤さんは宮城県仙台出身。娘と二人で故郷に帰り墓参りをして、長野県松本を経て沖縄に帰るまでの映像です。ラストはとんでもなく幻想的な展開に発展…。
列車に乗って東北に向かう父娘。映像は唐突に仙台市の中心部。毎年8月6,7,8日に開催されると言う七夕祭。7月ではなく8月なのは旧暦に近づけるためなのでしょうか。
商店街のアーケードから飾り物がゆらゆらと揺れています。お店の前には日本の物語に題を取った人形などを飾っている所もあるようです。
その後、青葉城の名で知られる仙台城など観光名所を巡る場面もありますが、一番気になるのは路面電車がチラリと見える場面。
仙台市電は1926年に営業を開始し、戦時中の仙台空襲で線路施設が一部破壊されたりもしたが、戦後もすぐに復活し、1976年の廃業までの半世紀、市民を運びつづけたといいます。
しかし、ここで市電には乗らずに、車に乗ってお墓参りに向かいます。とちゅう仙台駅でしょうか?大きな建物の側を通り抜けます。
その後、「あずさ」に乗って長野県松本へ。
こちらでも松本市内の道路の映像がチラチラと見られます。松本城などの観光地も訪れますが、今となっては見所はこういった街中の何気ない風景です。
そして唐突に多重露光の映像になります。これは撮影済みのフィルムを、巻き戻してもう一度撮影してしまったもの。たぶん意図せずやってしまったと思うのですが、観ていて意外とおもしろ買ったりもします。
(文:真喜屋力)
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