伊是名島への旅行の映像。ただし、島へ渡る手段がちょっと特殊な映像です。
No. 1082-04
タイトル:伊是名島へ
撮影者:島袋光男(Mitsuo Shimabukuro)撮影メディア : 8mm Film
本編時間: 13m22s
撮影時期 : 1975年
主なロケ地 : 伊是名島
スキャン方式 : Frame by Frame
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伊是名島 / きくや旅館
家族で伊是名島へ遊びに行く映像です。通常、沖縄本島から伊是名島に行くには、本島北部にある運天港からフェリーに乗って向かうのですが、この映像は那覇市のすぐ北にある浦添市の牧港から出港しています。しかもよく見ると、船はフェリーではなく貨物船というか,砂運搬船です。一体これはどういう理由なのか?
撮影者は既に故人であるため、フィルムを提供していただいた息子さんにお話を聞きました。
実は、この船は伊是名島から砂を運ぶ運搬船。砂を運ぶ貨物船。確かに映像を見る限り、牧港の入口付近は大きな砂山が映っています。
撮影者は当時、浦添市の職員だったので、ちゃっかり同乗させてもらって、伊是名へ向かったと言うことです。それって良いのか?って思うんですが、もう時効でしょう。
結果的に当時の浦添市牧港の海岸線の映像が、こうして見られると言うのも不思議なものです。
撮影されたのは沖縄国際海洋博覧会が開催された1975年。西海岸を北上する船は、途中で那覇-海洋博会場を往復するホバークラフトに追い抜かれていきます。
その後、家族は伊是名村字仲田にある「きくや旅館」に宿泊。そこから見える稜線が、なんとなく横たわった人のようで、伊是名の特徴的な風景と言えます。
その後、港に出かけているのですが、おもしろいのは停泊している船が二隻とも「伊是名丸」一隻は定期航路の客船で、もう一隻は輸送船です。
フィルムの後半は伊是名村字伊是名の集落の映像になります。沖合には屋那覇島が見えます。
またすぐ近くにギタラという大岩が映っていることから、伊是名漁港付近であることがわかります。。
(文:真喜屋力)
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