カデナカーニバルの映像を続けてアップしてきましたが、今回は時代を遡り1958年の基地イベントに付いての映像です。「MCAFの航空ショー」と箱には書かれていました。現在のMCAS(Marine Corps Air Station 普天間)の前進になる施設のようです。 映像はMCAFで開催された航空ショーの様子ですが、肝心の航空ショーよりも、基地内に入場した一般の沖縄県民の様子に驚きを感じる映像です。
No. 0029-00
タイトル:普天間MCAFでの航空ショー
撮影者:遠藤保雄(Yasuo Endo)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 4m5s
撮影時期 : 1958年
主なロケ地 : MCAS FUTENMA (沖縄県宜野湾市)
スキャン方式 : Aerial Image
沖縄県宜野湾市にある米軍施設”MACS(Marine Corps Air Station 普天間)”がロケ地になっています。タイトルにあるMCAFは撮影者の説明では”Military Corps Air Facility”の略称であるということです。そこで下記の在日米海兵隊ホームページを調べてみました。
上記サイトに、以下のような説明があります。
1945年、米陸軍が飛行場を建設しました。
1957年、米陸軍から米空軍へ移管されました。
1960年、米空軍から米海兵隊に移管され、現在に至ります。
このフィルムが撮影されていた1958年は、空軍(AF)の施設であったということがわかります。ということはMCASになったのは1960年からと言うことでしょうか?その辺の裏取りの調査も必要ですね。またイベントの正式名称も調べたいところです。
パラシュート降下のデモンストレーション
まずはパラシュート降下のデモンストレーションの様子。普天間基地のはずですが、着地する場所は雑草が生い茂っています。まだ基地が整備されていない時代の風景なのでしょう。
軍用機の展示
最近でもアメリカン・フェスタ(旧カデナ・カーニバル)では軍用機の展示が行われています。しかし、現在では動かない機体の展示が主ですが、この時代は滑走路に一般の家族連れが入り込んでいるところに、軍用ヘリが着陸したり、発進したりすると言う、驚きの光景が繰り広げられています。
(文:真喜屋力)
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