先日、中城村の「護佐丸歴史資料図書館」の館長さんより、8ミリフィルムの情報をお寄せいただき、3号リールの8ミリをデジタル化して、納品しました。
撮影したのは昭和52年ごろ、中城村立津覇小学校の南上原分校を撮影したもので、聞くところによると、当時は一年生・二年生が通っていた校舎で、今から約20年前に廃校になったそうです。
当時、南上原分校の教師だった新垣芳子先生が大事に保管されていたそうで、フィルムの状態も良く、色も綺麗に残っていました。
ご丁寧にお手紙も。分校に自分の子供が通っていた同僚の先生宛に、新垣先生がプレゼントしたらしく、子供たちに昔の記録を見せて欲しいという、先生の心遣いが伝わってくるよう。
デジタル化した映像を見ると、「分校の一日」というタイトルをつけた、かわいらしい記録映画でした。図書館の方に見ていただいたところ、校舎がプレハブの時期だったので(後にちゃんとした校舎を建てたという)かなりレアな映像だとか。
ちなみに、当時の分校があった場所を聞いたところ
現在の「中城ファームみなみ」の近辺(右隣の空き地?)ではないかという事です。
権利処理を含め、引き続き諸々の調査をしていきます。新垣先生もまだお元気だそうで、関係者を集めて上映会が出来ればと、企画中です。詳細が決まり次第、お知らせします。
(文:仲間公彦)
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