
これも孤児作品で、モデル撮影会という変わり種の映像です。
No. 2099-00
タイトル:嵐山でモデル 撮影撮影メディア : 8mm Film/Color,B&W/18fps
本編時間: 6m52s
撮影時期 : 1970年ごろ
主なロケ地 : 嵐山 (京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町)
スキャン: Frame by Frame
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西後の辺りに嵐山駅が映ることから、京都府の景勝地嵐山のロケーションと推測される。
冒頭に映る橋は、渡月橋(とげつきょう)で、川は桂川。渡月橋は西暦836年に架けられたのが最初とされるが、それ以前からあったと諸説あるようです。1934年にコンクリートの橋に架け替えられ、その後も修復は何度かあったようです。
この映像はおそらくモデル撮影会の様子を記録した物かと思われます。今もこういった会はあるようです。モデルを用意して、参加者を募集するパターンと、写真サークルでモデルを雇う場合があると思われますが、本フィルムは撮影者不明と言うことで、詳細はわかりません。
過去にもモデル撮影会の動画はアップしています。
8ミリカメラによるモデル撮影会もありますが、ひょっとしら写真の撮影会の様子を8ミリで記録した映像とも見えます。いずれ絵にしろ60年代のカメラ文化のありようと、京都嵐山を記録した映像と言えます。

貸しボート、射的場など、昭和の定番的な行楽施設が映り込んでいるのは興味深い所です。



映画の後ろの方はカラーフィルムが使われています。嵐山駅は阪急でしょうか。木造の駅舎の様に見えます。

この大きな木造のお屋敷は今もあるのでしょうか?一番上には「寿司萬」と読めるように思うのですが、嵐山にそういう店は探せませんでした。何か情報があればお知らせください。
(文:真喜屋力,)
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