豊見城城趾辺りからスタートし、南部を一周するというサイクリング。自転車愛好家ではなく、会社の融資が集ったほのぼのサイクリングにしてはハードな行程をお楽しみください。
No. 1628-00
タイトル:南部一周サイクリング
撮影者:山里景吉(Keikichi Yamazato)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 9m4s
撮影時期 : 1972年10月1日
主なロケ地 : 糸満ロータリー,ひめゆりの塔,摩文仁,港川フィッシングパーク (沖縄県)
スキャン方式 : Frame by Frame
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主なロケ地表示(Google Map表示)
豊見城公園入口 / 糸満ロータリー / 港川フィッシングパーク
時は日本復帰直後の沖縄。大勢の男女が思い思いの自転車で沖縄県南部を一周する様子を撮影。ところどころで休憩ポイントがあり、移り変わる景色や、自転車で走りながらの撮影など映像的な心地よさも見所。
主なコースは、豊見城公園→糸満ロータリー→ひめゆりの塔→摩文仁→港川フィッシングパーク→ゴール。という感じです。特に広いものは港川フィッシングパークの動画が見つかったことでしょう。
冒頭は漫湖らしき水辺が見えます。次のカットでは「豊見城公園」を左に見ながら進んでいきます。
3カット目はものすごい直線道路。なんとなくですが、名嘉地から糸満方向に向かう豊見城糸満線ではないかと思われます。珠数森のような大岩が見えれば確定ですが、特にわかりやすい目印は見当たりません。ただ大きな目印はありませんが、ちょっとした貼り紙とか看板に書かれている文字を目ざとく見つけながら読み進むのも、このサイクリングフィルムの楽しみです。
あと注目ポイントとして、3カット目の帽子をかぶった男性がトランシーバーのような物を手に持っています。大人数の移動なので、いくつかのグループで連絡を取りあっていたようです。
糸満ロータリーと新世界通り
あっという間に糸満ロータリーに到着します。目を引くのはレストランロータリーと新世界通りという商店街の入口。
レストランロータリーは現在は建物ごと無くなっていますが、Googleストリートビュー(2010年)で確認すると、沖縄銀行のビルが元レストランであったことが確認できます。
糸満ロータリーから漁港に続く道は、下の写真だと「くすり」と書かれ建物のある道で、その一本奥に「新世界通り」があり、商店街で賑わっていた様子がわかります。
糸満ドライブイン
レストランロータリーで食事を取るのかと見せて、一行は再び南下をはじめ、すぐに「糸満ドライブイン」という所に到着。そこで休憩を取ります。
アイスクリームなどを食べ、移動風景が続きます。通過する集落などの場所が気になります。ブロック塀に貼られた「子供に注意」のポスターや、商店の看板など気になります。あわせて移動しながらの撮影など、視覚的に楽しめる映像。
ひめゆりの塔
次の達より場所はひめゆりの塔。入口付近の映像しかないのですが、やはり無視して通れなかったのか、チェックポイントのように後続隊を待っていたようです。
摩文仁ヶ丘
そしてやって来るのが摩文仁ヶ丘の平和祈念公園。そこの展望台付近でお昼ご飯のお弁当をみんなでいただくと、次のポイントへと向かいます。
港川フィッシングパーク
続いて向かうのは具志頭村。ここまで海に近い大通りを抜けてきましたが、内陸部からショートカットする形で戻りはじめるのですが、上り坂も多くなり、消して楽なコースではありません。
そんな中で立ち寄るのが港川フィッシングパーク。1970年ごろ創業の巨大釣り堀りセンター。ここに関してはDEE okinawaでのレポートが感動的ですので、あわせてお読みくださると、今回のど動画の評価も上がると思います。
港川フィッシングパークに関連して、沖縄アーカイブ研究所には港川フィッシングパークのオーナーである長嶺正徳氏が撮影した8ミリ映画も届いています。残念ながら映像は沖縄のものではなく、出張でウナギの養殖所を見学に行った時の記録映像でした。
そしてゴールへ
フィッシングパークで釣をしたりくつろいだ後は、ゴールに向けてのラストスパート。フィルムはどうもゴール地点らしきポイントで、皆がくつろいでいる姿が映って唐突に終了します。
炎天下の中、お疲れさまでした。
(文:真喜屋力)
最後の眺めのいい場所ですが、おそらく、南部商業高校前の交差点から見た風景だと思われます。その後の一本道は津嘉山十字路の手前(レストランしぐれ辺り)から国場向けに撮影したと思われます。目の前にある送電鉄塔が今でも同じ位置から見えます。