【FILMS】知念海洋レジャーセンター

小さな港から出発するグラスボート。現在も続く知念海洋レジャーセンターの1977年ごろの映像です。

No. 0956-06
タイトル:知念海洋レジャーセンター
撮影者:外間宏三(Kouzou Hokama)

撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 2m25s
撮影時期 : 1977年ごろ
主なロケ地 : 知念海洋レジャーセンター (沖縄県南城市知念久手堅)
スキャン方式 : Frame by Frame
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主なロケ地表示(Google Map表示)
知念海洋レジャーセンター

 

グラスボートとは船底がガラス張りになった小型ボートで、海底の様子を観察しながら船遊びができる海底観光船。僕の記憶としては沖縄では復帰後にあちこちのビーチ施設などで見られるようになった。

▲色鮮やかながら素朴な趣のグラスボート。

 

映像は看板などから見ても知念海洋レジャーセンターの施設で、こちらは現在も営業を行っています。

知念海洋レジャーセンターは、沖縄県南城市に位置する無人島送迎や各種マリンスポーツが楽しめる施設です。なかでも当施設管理のコマカ無人島は、シーズン問わず多くのお客様が、透明度の高い海でバカンスを楽しまれております。

知念海洋レジャーセンター公式サイトより

Google ストリートビューなどで見比べると、きれいに整備されているものの、かつての面影は残っていました。

現在の公式サイトと、1970年代の映像を見比べると、ずいぶんと垢抜けた印象に感動します。現在でこそマリンレジャーという感じですが、8ミリフィルムの中では施設の手作り感はもちろん、船長さんもクバ笠に作業服という出で立ちで、まるで漁師のおじさんがアルバイトしている感じです。それはそれで落ち着く風景。

▲鮮やかな操船技術でターンを決める船長さん。

 

チラリと映る値段表。コマカ島までの往復基本料金が3,000円。現在(2020年)は高速船による往復料金が2,500円とリーズナブルになった気がします。

▲無人島のコマカ島観光、久高島への渡航が売りなのは今も変わらず。

 

このような小規模な業態から、現在まで45年近くは営業を続け発展してきたと言うのは、ちょっと感動的な気がします。コロナ禍の中、いろいろたいへんだと思いますが、これからもがんばっていただきたい所です。

(文:真喜屋力)

 

▲船底のガラスの向こうをのぞき見るお客さん達。

 

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