年代がハッキリしないのですが、おそらく那覇祭の芸能パレードではないかと思われます。
No. 0815-00
タイトル:国際通りの芸能パレード1
撮影者:中山良彦(Yoshihiko Nakayama)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 8m20s
撮影時期 : 1971年10月
主なロケ地 : 国際通り (沖縄県那覇市牧志)
スキャン方式 : Frame by Frame
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むつみ橋交差点
国際通りの、むつみ橋交差点にあった歩道橋の上から市役所方向に向けて撮影した映像です。時代としては那覇祭が開催された1971年から76年までのあいだの可能性がありますが、決定打はまだ見つかっていません。
▲むつみ橋交差点
バトントワリング、吹奏楽、阿波連舞踊研究所と繋がり、続いてジュリ馬の踊りが続きます。その後ろにはお神輿。お神輿の先頭にはミルクのような神様がいますが、着物の色は黄色ではなく紺地というのが独特です。
その後も沖縄舞踊、バトントワリングや児童がポンポンを持っての演舞、獅子舞、陸ハーリー。さらに日が暮れても、エイサーとパレードが続きます。
しかし、このフィルムで重要なのは、観覧席のメンバー。
やたらとご満悦な表情の平良良松(1968〜1984年の那覇市長)を中心に、左に屋良朝苗(1968年より行政主席、1972〜1976は沖縄県知事)、右に国場幸太郎(沖縄財界四天王とも言われる)が陣取ります。
よく見ると、観覧席はトラックの荷台に作られていて、非常に簡易なもの。予算の問題もあるかも知れませんが、国際通りに足場を組んで舞台設置をすると、交通を停めつづけることになるので、苦肉の策で移動式のものにしたのかも知れません。
そしてもう一つは「なみさと」が映っているところです。「なみさと」は現在のドン・キホーテのビルの敷地とほぼ同じ場所にありました。
(文:真喜屋力)
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