【FILMS】与儀公園 沖縄青年祭

那覇市にある与儀公園で開催された沖縄青年祭の模様。沖縄青年祭は創価学会青年部のお祭だそうです。

No. 0585-00
タイトル:与儀公園 沖縄青年祭
撮影者:大城隆盛(Ryusei Oshiro)

撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 3m22s
撮影時期 : 1971年
主なロケ地 : 与儀公演 (沖縄県那覇市)
スキャン方式 : Frame by Frame
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主なロケ地表示(Google Map表示)
与儀公園

 

ウィキペディアによれば「与儀公園」は、「1956年(昭和31年)に都市計画が決定された那覇市最初の都市計画公園15の一つである」とあります。もともと与儀は真和志村で、1957年に那覇市に合併したということですが、合併計画の中にすでに組み込まれていたということなのでしょうか。

とはいえ、実際に与儀公園が開園したのは1970年4月11日。沖縄の日本復帰の前年でした。それまでは農業試験場の土地で、那覇歴史博物館のサイトで画像を見ることが出きます。

» 与儀公園 | ウィキペディア

与儀公園として整備される前の与儀一帯 | 那覇歴史博物館

那覇市歴史博物館の画像を見ると、ひめゆり通りらしき大通りと、農業試験場の中を流れる頼りげのないガーブ川の流れに、現在の与儀公園に通じる姿を見ることができます。

映像の冒頭あたりに与儀公演のパンショットが見られます。現在は中央公民館になっている琉米文化会館と、できたばかりの那覇市民会館が、今とそれほど変わることなく鎮座しています。公園自体はまだ大きな樹木や、細かい遊歩道なども少なく、広いグラウンドがひろがっています。

1971年といえば那覇大綱挽き復活の年ですが、同じグラウンドで旗頭のリハーサルなども行われたり、様々な市民集会の場として活躍していくことになるわけです。

 

▲琉米文化会館(左:現 中央公民館)と那覇市民会館が見える(クリックで拡大)

 

馴染のある与儀公園のできてまもないころの映像という意味でも親しみが湧きますが、肝心の「青年祭」の楽しげなで店の看板にめがひかれます。

フィルムの状態も良いので、ぜひツラツラと眺めながら、主催者達が盛り上げるためにあれこれ工夫した看板や客引きの様子を楽しんでいただければと思います。

(文:真喜屋力)

 

▲当時の流行りがキャッチフレーズにあふれています。

 

▲駄洒落と、「冷え過ぎちゃってごめんなさい」というコピー。マスプロアンテナのCMか?
▲とにかく盛況なマーケット。

 

 

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