1971年。那覇市制50周年を記念して大綱挽きが復活した年の、国際通りのパレードの様子を記録した映像。【0513-02】の動画と同じ日の映像だが、色彩など画像の状態は良いが、若干振動が激しい。きちんとしたデジタル化が望ましい。
N0. 0652-04
撮影者 : 金城真助
本編時間: 12分32秒
主なロケ地 : 国際通り (沖縄県那覇市牧志)
撮影時期 : 1971年10月10日
撮影ポイントは、沖縄山形屋(現 ホテルJALシティ)より、ややむつみ橋交差点寄りの路上、あるいは建物の階上からの映像です。真向かいの建物の人々が良く映し出されるが、これは撮影者の家族であり、当時の自宅でもある。一階が店舗、二階以上が自宅となっている。国際通り界隈もこの40年近い時間の流れでずいぶんと様変わりした。かつての職場兼住居の店舗が多かった時代と、現代のように商業ビルが増え、住人が減っている街では、通りの性格もずいぶん変わってきたと言えるのではないだろうか。
撮影日の特定は写り込んでいる沖縄山形屋の看板に書かれた「那覇市制50周年」と書かれていることから1971年10月10日と確定。
これは別の動画「旗頭行列 国際通り国映館(0513-02)」と同じ日に撮影されていることがわかる。
映像はパレードの様子、とりわけ様々な意匠の旗頭を中心に、街の風景を切り取っていて、見ごたえのある記録になっている。
(文:真喜屋力)
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