1972年5月15日の沖縄の日本復帰の式典会場となった那覇市民会館の外で撮影された映像。式典の映像はオフィシャルなものもよく見られるが、このアマチュアフィルムに映された、土砂降りの雨の様子など、当時を知る県民に多くの共感を呼ぶのではないだろうか。。
No. 0697-00
タイトル:日本復帰記念 那覇市民会館前ロビー
撮影者:大城隆盛(Ryusei Oshiro)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 6m42s
撮影時期 : 1972年5月15日
主なロケ地 : 那覇市民会館 (沖縄県那覇市寄宮)
スキャン方式 : Frame by Frame
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那覇市民会館
撮影場所は那覇市民会館のロビーとなっているが、正確にはロビーを出てすぐのピロティ部分。式典を終えて、車が用意されるのを表で待っている状況と思われる。
式典参加者の中には、後の沖縄県知事、西銘順治ら著名人も多い。調査を引き続き行ないたいと思います。
また機動隊、デモ隊がにらみあう緊迫した状況が映し出されている。
フィルムの中盤は新聞やテレビの報じる式典のようすが映される。
後半は一転して、部屋で寝ている赤ん坊の姿。ドル紙幣を玩具にしている。その直後に通貨交換所の映像が映し出され、ドル紙幣が紙切れのようになったというオチがついてフィルムは終わる。
動画の3分50秒ごろに登場する星克(ほし かつ)県議会議長は、戦前の教職時代に「安里屋ユンタ」を元に「新安里屋ユンタ」を作詞したことで有名です。
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