復帰直前の夏。社内のビーチパーティー。目的は恩納村いんぶビーチです。
No. 1868-00
タイトル:社内ピクニック いんぶビーチ
撮影者:山里景吉(Keikichi Yamazato)撮影メディア : 8mm Film/Color/18fps
本編時間: 9m58s
撮影時期 : 1970年6月12日
主なロケ地 : インブビーチ (沖縄県恩納村名嘉真)
スキャン: Frame by Frame
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沖縄県恩納村
泊港ターミナルビルの横にあった那覇港湾のビーチパーティー。会社の前に集合して出かけるところからスタートします。
おもしろいのは移動手段がバスではなく会社の幌付きトラック。社員は荷台に座って一時間くらいは揺られていきます。今に比べ道路も良くない時代ですから、かなり乗り心地は悪かったことでしょう。こういった非日常が楽しい思い出にもなったりします。しかし、今の道路交通法ではアウトですよね。復帰前の米軍統治下の沖縄らしい風景です。
ビーチ施設内にはいろいろな建物がありますが、そこに描かれた広告などを見るのも楽しいものです。ブルーシールやコカコーラも今とデザインがかわっていますし。無くなったベストソーダの広告など懐かしく見られます。
インブビーチの外側、表通り(現 国道58号線)沿いに建てられた看板。他のフィルムにも映っています。
看板は「ゲームセンター」を強調しています。当時のゲームセンターには、現在のようなビデオゲームはありませんから、射的とかピンボール、パチンコ、スマートボールなどのゲームがあったのでしょうか。
到着してすぐにレクリエーションタイム。みんなで球技に興じる者、一人でスケッチブックを広げる者、食事の準備をする者と、わりとかって気ままにのんびりしたビーチパーティーです。
海底観光船(グラスボート)も、あちこちのビーチ施設にはありました。インブビーチの船は「100万$号」という景気の良い名前がついていたようです。
本船については、オキナワグラフの1968年9月号に記事が掲載されている。いんぶビーチは100万$号に続いて、グラウンドの整備、ブルーシールパーラー、洋弓場などの建設など、観光施設への投資が勧められたことがわかる。
以後、船上からのぞき込んだ海底の映像記録されています。
(文:真喜屋力)
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