1960年のバスでの遠足。目的地は大宜味村塩屋。風景は余り映っていませんが、ボンネットバスに揺られての小旅行のモノクロ映像が美しいフィルムです。
No. 1011-02
タイトル:塩屋へ
撮影者:島袋昇信(Shoushin Shimabukuro)撮影メディア : 8mm Film/B&W
本編時間: 2m25s
撮影時期 : 1960年4月
主なロケ地 : 塩屋 (沖縄県大宜味村塩屋)
スキャン方式 : Frame by Frame
冒頭に飛び出すのはかわいらしいイラスト入りのタイトル。残念ながら塩屋の風景などは余り映っていないのですが、このタイトルのおかげで目的地がわかりました。
窓から身を乗り出す子供もいて、かなりはしゃいでいるのがわかります。当時のことなので貸し切りではなく路線バスだと思いますがが既にぎっしりと乗客がすわっていますね。
バスのサイズも現在のものに比べるとかなり小さく見えます。
バスから見た風景で唯一映る町並み。ゆったりとしたカーブであることから、嘉手納ロータリーの可能性が高い。
移動の途中に、二回ほど同じ商店の入口が映し出されます。塩屋の商店なのかとも思いましたが、移動のカットが間に入っているので、行程の途中で行き帰りに立ち寄った休憩所兼バス停見たいな感じでしょうか。どなたか場所に覚えのある方がおられれば情報をお待ちしております。
商店の入口には「7up」「ミリンダ」と清涼飲料水の広告が見られます。
天気は悪かったのも、外の様子が余り記録されていない一因だったのでしょうか?雨に濡れる路面と,1960年の自動車が味わい深いカットで終了。
(文:真喜屋力)
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