【FILMS】第83回 都おどり 歌舞伎おどり 多重露光

1956年に撮影されたとおぼしき、京都の”都をどり”の8ミリ映画。カラーの色の残りも状態もかなり良いです。

No. 1051-00
タイトル:第83回 都おどり 歌舞伎おどり 多重露光

撮影メディア : 8mm Film/Color/16fps
本編時間: 4m15s
撮影時期 : 1956年
主なロケ地 : 祇園甲部歌舞練場 (京都府京都市東山区)
スキャン: Frame by Frame
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主なロケ地表示(Google Map表示)
祇園甲部歌舞練場

都踊りについては、下記のウィキペディアの記事をごらんください。

都をどりみやこをどり

日本国京都市の祇園甲部歌舞練場で毎年4月に開催される、祇園甲部の芸妓・舞妓による舞踊公演である。1872年(明治5年)に始まり、戦争や疫病による中断を経るも、2024年(令和6年)で開催通算150回に達した。

ウィキペディア

 

会場の入口に掲げられた看板に「八十三回 都をどり」と書かれている様に見えることから、1956年であろうと推測いたしております。これは同時に入手したフィルムの年代とほぼ同じなので、まちがいないと思われます。

非常に美しい映像ですが、特徴的なの「都をどり」の場面が多重露光で撮影されているところでしょう。

影の部分が多い映像なので、その部分に重ねた映像が浮き上がるなど、撮影者は意図的に撮影して、幻想的な仕上がりを楽しんでいたのではないでしょう。

 

▲多重露光が幻想的な美しさを見せる。

途中、京都市内の外の映像が映ったあとは、おそらく違う舞台を撮影したものではないでしょうか。こちらは特に多重露光はされておらず、舞台の演者をきっちりととらえています。

▲フィルム後半の舞台映像。こちらは多重露光なし。

 

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