![EYEcatch](https://i1.wp.com/okinawa-archives-labo.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/EYEcatch-2.jpg?resize=640%2C180)
1975年に開催された沖縄海洋博がスタートしたのは7月20日。このフィルムはその一ヶ月前に撮影されたものです。海洋博の記録ではありますが、個人的には、この光の感じなど、なんだか懐かしい家族団欒の風景として、不思議に魅力をかんじている映像です。
N0. 0011-00
撮影者 : 古波津清貞
本編時間: 3分24秒
主なロケ地 : 沖縄海洋博会場 (沖縄県本部町),伊芸パーキングエリア
撮影時期 : 1975年6月22日
撮影メディア : 8mm Film
スキャン方式 : エリアルイメージ方式
海洋博というものは、全てが巨大なテーマパークみたいなものですが、遊園地のエリアであるエキスポランドは、子供にとってはもっとも楽しみな場所でもありました。当時、ジェットコースターや観覧車は与那原テックにもありましたが、海洋博の方がだんぜんスケールが大きく、見ただけでワクワクしたものです。
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![](https://i2.wp.com/okinawa-archives-labo.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/002-1.jpg?resize=640%2C445)
海洋博の名バイプレーヤーとも言うべきは、伊江島の存在でしょう。その独特の形は海洋博会場と海を印象づける魅力的な美術として、効果的だったのではないでしょうか。
その伊江島をバックに写真を撮る子供たちが妙にかわいらしく見えます。特に男の子の被っている帽子のサングラスが懐かしく思えます。
![](https://i1.wp.com/okinawa-archives-labo.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/001-1.jpg?resize=640%2C445)
奇異な形の宿泊施設らしい建物も映ります。海洋博景気を当て込んで、雨後の筍のように作られた宿泊施設や駐車場などがありました。これもその一つだと思われます。
最後に映るのは沖縄自動車道の伊芸サービスエリア。赤瓦の建物がピカピカに輝いています。
(文:真喜屋力)
![](https://i0.wp.com/okinawa-archives-labo.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/003-1.jpg?resize=640%2C445)
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