デパートの屋上といえば、かつては遊園地やビヤホールというのが、日本全国定番だったのではないでしょうか?もちろん沖縄にもありました。
No. 0247-01
タイトル:沖縄三越の屋上遊園地
撮影者:匿名撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 2m8s
撮影時期 : 1975年1月
主なロケ地 : 沖縄三越 (沖縄県那覇市牧志)
スキャン方式 : Frame by Frame
撮影地の三越は正式名称を沖縄三越。1957年に大越百貨店としてスタートし、1970年に沖縄三越となり、本家の三越と提携する形となりました。しかし2014年に閉店後、建物はリウボウのものとなり、しばらくはハピナハと言う名称で、吉本興業の劇場などが運営されていました。(現在はハピナハでもなくなっています)
映像の冒頭は、新年を迎えた家族の様子。お出かけをする家の前は那覇市前島三丁目の川沿いの道になります。その後通る商店街は沖映本館脇の歩道。そして、むつみ橋交差点を通過して三越前へ。断片的ですが、1975年の那覇市中心街の様子が抜き出されています。
さまざまな遊具が映し出されます。屋上からの眺望では、沖映通りから国際通りまでのパンショットがあり、当時できまもないのダイナハ(現 D-nahaびる、ジュンク堂那覇店が入居)や、同じ国際通りにあったデパート「沖縄山形屋」などの看板、そのあいだにある「ホテル山の内」なども映し出されています。
三越の外壁には「国際海洋博を成功させよう」という懸垂幕が掲げられ、1975年という時代も特定できます。
(文:真喜屋力)
初めまして。ゴールデンキャッスルです。ハピナハも閉店していますよ。
ご指摘ありがとうございます。本当に目まぐるしくて困りますね。歴史と思い入れのある場所だけに、定着して欲しいのですが。