【FILMS】那覇大綱挽き 1971

那覇大綱挽きの第二弾は、1971年の久茂地交差点の映像です。1971年は那覇市の市制50周年に当り、大綱挽きが復活した記念すべき年です。

N0. 0625-00
撮影者 : 大城隆盛
本編時間: 3分14秒
主なロケ地 : 久茂地交差点 (沖縄県那覇市久茂地)
撮影時期 : 1971年10月10日
撮影メディア : 8mm Film
スキャン方式 : スーパーダビング8

 

※本動画は下記の動画の続きということが判明しています。

» 沖縄アーカイブ研究所:FILMS「那覇大綱挽き リウボウ前」

日時の特定は下のカットにある「祝 那覇市制50周年」の文字を見ればあきらかだと思います。1935年の開催後に、戦争で途絶えていた那覇大綱挽きでしたが、那覇市制50周年を機に復活。その後も那覇市の最も大きな祭として、盛大に行われています。10月10日に開催されていたのは体育の日で祝日であったこともありますが、那覇市が焦土と化した「10・10空襲」の日でもあったためだと、公式サイトの「沿革」には書かれています。体育の日の変動によって、那覇大綱挽きもそういった歴史から切り離されてしまったことは残念な気もします。

▲横断幕に書かれた「祝 那覇市制50周年」の文字から1971年であることがわかる。

映像を観ていて興味深かった発見は、歩道橋にありました。国道58号線(復帰前は政府道1号線)の久茂地交差点にかかる歩道橋は今はもうなくなっていますが、そこには歩道橋の高さを示す数字があるのですが、単位が”メートル(m)”ではなく、”フィート”で表示されているのです。

▲紅白が掲げられた歩道橋には高さが”FEET”の単位で書かれている。

あと最後に綱挽きを終えて帰っていく人々が写されているのだが、撮影ポイントは琉球銀行本店前で、現在のパレット前の交差点の方向に向いて撮影した映像。画面の右側は現在はパレットや、ゆいレールの県庁前駅が建っている。左から二番目が沖縄銀行本店の旧社屋。背の高いビルは、みずほ銀行のあるビル。窓の配置など変わっていないので、外装工事だけして現在も残っているのかも知れません。そのビルの左側に旧リウボウがチラリと見えています。

全体として望遠系のレンズで撮影しているため、広い絵が少ないのが残念ですが、あちこちに見えるビルが地元民としては懐かしいです。

(文:真喜屋力)

▲琉銀本店前から撮影。

 

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*