撮影者不明のために公開できないフィルムをあえて紹介するコーナー。これもネットオークションにより入手したフィルムです。
文楽の重鎮、吉田文五郎の舞台や楽屋などのオフショット、さらに歌舞伎関係や舞台関係の人々の姿。あわせて御園座などの劇場の映像が記録された8ミリフィルムの数々。おそらく撮影は、吉田文五郎さんの近親者、関係者の手によるものだと思います。ちょっとがんばればすぐに撮影者が確定しそうな気もする映像です。
[1029-00]歌舞伎役者大運動会
冒頭の看板に「歌舞伎俳優大運動会」と書かれています。あいさつをしているのは市川寿海。おそらくそうそうたるメンバーが参加しての運動会の映像。最後にメリーゴーランドらしき遊具も登場します。
[1030-00]文五郎 おその
「おその」とは役名でしょうか?ステージの映像と、楽屋の和気あいあいとしたバックステージの映像。
[1032-00]なごやおどり 文五郎はん 四ツ橋 文楽お別れ興行
1955年11月24日撮影。前半はモノクロで自宅周辺の映像。後半はカラーで楽屋の着替え風景。
[1033-00]「文五郎来訪 難波掾」
駅のホームから列車に乗る場面から始まり「第11回名古屋をどり(1955年)」の会場へ。オフショットと、華やかな舞台の映像もあり。
[1049-00]「五色座 又一郎 文五郎」
五色座とは劇場の名前だろうか。すべて舞台の記録。文楽の人形と、人間の役者が絡むステージ。
[1050-00]「毎日グラフ 義経のをどり」
文五郎ではなく義経とアイヌの女性の舞台。毎日グラフ(1956年5月20日号)のグラビア撮影の様子。バックナンバーを調べれば何かわかるのかも。
[1051-00]「都おどり 歌舞伎おどり 多重露光」
京都の都をどり。場所は祇園甲部歌舞練場であろう。途中から映像が多重露光になるのだが、それがまた美しい。
[1052-00]「河村巳之助(吉田文五郎)宅など」
吉田文五郎の自宅の表札。広範囲は引きの絵があるが、同じ家かどうかは不明。
[1053-01]祇園祭の多重露光
[1053-02]楽屋のメイクの様子
[1055-00]文五郎の舞
座敷での集りの映像が前半。暗過ぎて顔が見えない。その後、神社で何かの記念撮影を行っている。他の参加者も気になる映像。
[1057-00]「人形浄瑠璃「寺子屋」の段」
人形浄瑠璃「寺子屋」の場面の舞台記録。最後にプログラムらしきものも映ります。
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