平和の礎を抱くように建設された新しい平和祈念資料館の建設記録。
第39回日本産業映画奨励賞受賞作品。
21世紀に向けて、平和について考え、平和の想像と発信の場として建設された平和祈念資料館。
その資料館の建築的な特徴や、展示室の紹介など、資料館の全容を知ることもできます。
建築的なポイントとしては、1階と2階吹き抜けエントランスホールがあり、視線の先は平和の碑へ向かうように設計されています。またエレベーターには1945年6月23日、8月15日など、戦争にちなむ星座がエッチングされているなど、建物随所に平和を願うサインが使われており、次回訪れる時にチェックしたくなるポイントもあります。
展示室の紹介部分では、ガマ展示についての証言者の話を聞くことができ、戦争の悲惨さ、極限状態の人間の醜さを想像できます。
「戦争は人間が人間ではなくなる」証言者の方が仰った言葉が胸に突き刺さります。
製作年 | 1999年(平成11年度) |
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上映時間 | 30分 |
規格 | 16mm/4:3/カラー |
企画 | 沖縄県土木建築部 施設建築室 文化国際局平和推進課 |
製作 | (株)シネマ沖縄 |
受賞 | 第39回日本産業映画 奨励賞受賞 |
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