沖縄の伝説の遊園地「与那原テック」の映像。フィルムの状況も良く遊園地の楽しい雰囲気が伝わります。
No. 0677-05
タイトル:与那原テック
撮影者:金城真助(Shinsuke Kinjo)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 3m21s
撮影時期 : 1975年以降
主なロケ地 : 与那原テック(現 マリンタウンゴルフ) (沖縄県与那原町字与那原)
スキャン方式 : Frame by Frame
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与那原テック(現 マリンタウンゴルフ)
1966年に開園し、20年間営業しつづけた与那原テックは、当時の沖縄で最も魅力的な遊園地の一つでした。なんというか名前もみらい的でかっこよかったと言うのがあるかも知れません。
今回の映像は東京光音にてデジタル化された高解像かつ色補正も行った画面だけにかなり精彩です。もちろんフィルムの保存も良好の逸品。
冒頭に映し出されるのは観覧車。小さいながらも高台にある与那原テックの中でも、特に高所に設置され、中城湾の絶景が見られる乗り物でした。中城湾の絶景が気になる方は、下のリンクも参章ください。観覧車の背後の山頂から撮られた中城湾を見ることができます。
そう言うと「乗り物に乗らなくても歩いて昇ればもっと上から景色が見られるのか」などと言いたくなりますが、いやはや観覧車だから楽しいということもあるのです。
またこの観覧車のゴンドラは金武町にある不思議なカフェ。ゴールドホールに元オーナーであり、キングタコスの創始者でもある故儀保松三さんのコレクションとして保管されているという情報がDEEokinawaの2014年の記事に写真付きで出ています。ただし、8ミリふぃるむのそれと、コレクションの写真では形が違っているように見えるところから、今後の検証作業も必要かも知れません。
観覧車、ゴーカート、ジェットコースターなど乗り物が充実した与那原テック。リュミエールの映画のように列車が到着する場面があります。なかでも機関車の乗り物は、鉄道がない沖縄の子供たちには人気だったと言います。
実は下記のリンク先にある週刊レキオのサイトに、監査役として与那原テックの設立に関わった永山盛幸さんのインタビューがあり、列車「義経号」についても語られています。ぜひあわせてお読みください。
ちなみにこの義経号、お客さんが自ら客車の鍵を開け閉めするというユニークなシステム。その衝撃の瞬間がしっかりと映っています。現代の安全対策では許されないところですが、まあこれも一つの体験として思い出になることでしょう。
あわせてお母さんの緑のチューリップハットも時代のアイティムですね。
与那原テックの映像は、今後も公開いたしますのでお楽しみに。
(文:真喜屋力)
懐かしく観ています。よく記録してくれましたね。時間経過してみると何気ない日常の風景が[幸せの形]であった事が
しみじみと感じます。特に宮古島出身なので、宮古島帰省の風景風景で、昔遊んだ海や、桟橋、道の風景を見ると懐かしく、望郷と、時間の流れ、戻ることのない時間、その頃考えていた事などを想い見終えてなんとも言えないウルルン感に浸りました。
お願いしたい事があります。
以前、テレビ のニュース番組で、:上之山中か天妃小学校の運動会風景を流していました。
その中に、自分の叔母さんが映っていました。
インター ネットに叔母さんの姿を探して観ましたがありませんでした。。
現在、UPされている映像の他にも、上之山中、天妃小学校の記録がありましたらUPお願いします。
年代は70年代後半から80年代だと思います。。
宜しくお願いします。
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