生命の躍動感と気品あふれる八重山舞踊の魅力。歌と踊りの島、八重山。
神事と深い関係のある歌と踊りや、首里王府に課された苦しい制度の中強く生きていく人たちの踊りなど、八重山芸能は時代や社会情勢が変わるなかで生まれてくる歌と踊りの魅力に溢れていることが分かります。
1730年代首里王府の八重山開拓政策で、西表島に崎山村が作られ、活気に満ちた崎山村の暮らしを歌った「みなとーま」は、崎山村がなくなり廃村となった今でも歌と踊りが残っています。実体がなくなっても、人々によって歌い継がれる歌や踊りが残っていることに、地域文化の貴重さを実感できます。
「鷲ぬ鳥節(ばすぃぬとぅるぃぶし)」「仲良田節(なからだぶし)」「黒島口説(くるしまくどぅき)」などの映像を鑑賞でき、八重山芸能に興味のある方必見の映像です。
製作年 | 1993年(平成05年度) |
---|---|
上映時間 | 30分 |
企画 | 石垣市 |
製作 | (株)シネマ沖縄 |
協力 | ㈱日本トランスオーシャン航空 |
演出 | 野村岳也 |
Leave a Reply