2020年最初公開映像は45年前のお正月。初日の出からお年玉、初詣に親戚まわりと、人々の日常を映した映像です。
No. 0245-00,0246-01
タイトル:正月 1975年
撮影者:匿名撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 3m25s,1m22s
撮影時期 : 1975年1月1日
主なロケ地 : 普天満宮,,波上宮など (沖縄県宜野湾市,那覇市若狭)
スキャン方式 : Frame by Frame
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主なロケ地表示(Google Map表示)
普天満宮 / 波上宮
まず冒頭は赤ちゃんのアップ。その後、24秒辺りから初日の出の場面になります。雰囲気的に中城の辺りにも見えますが、南側(右側)に知念半島が見えないのが気になります。人が集まっているので、初日の出の名所っぽいですね。どなたか知っている方がいたら教えてください。
その後、神社で初詣の場面が映ります。どこの神社かわかりませんが、初日の出を見た場所の近くではないかと思われます。
※その後、普天満宮の動画を見比べた所、ほぼまちがいなく同一箇所と思われます。
初日の出を中城で見て、帰りに普天満宮に寄るという流れで撮影されたのではないでしょうか。
続いて自宅の映像。お母さんに新年の挨拶と言うよりはお年玉の贈呈式という感じ。このときばかりはとかしこまった様子の子供の背中に、自らの幼いころを重ねる人も多いのではないでしょうか。
そして二度目の初詣は地元の波上宮(那覇市)。あまり広い映像は少ないのですが、波上宮横の旭ケ丘にある遊歩道を散策する姿が貴重かも知れません。僕なども近所の映像なので、いちいち懐かしいカットの連続です。もちろん遊歩道は今も健在なので、初詣ついでにロケ地を探してみるのも良いかも知れませんね。
最後は親戚まわりの年始の挨拶。玄関には国旗が掲揚されています。沖縄では“日の丸”にはいろいろ複雑なイメージがあり、最近ではあまり見ない風景になりましたが、沖縄の日本復帰の前後は、多くの家庭の玄関先でこういう光景が見られました。
(文:真喜屋力)
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