琉球大学がまだ首里にあったころの卒業生の方には必見の懐かしいフィルムです。受けたい講義を登録するために右往左往する大学生の姿が、同じく大学生の撮影者によって記録されています。
No. 0756-00
タイトル:登録日 琉球大学首里キャンパス
撮影者:外間政一郎(Seiichiro Hokama)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 3m23s
撮影時期 : 1978年
主なロケ地 : 琉球大学 首里キャンパス (沖縄県那覇市首里)
スキャン: Frame by Frame
琉球大学は1950年に、現在の首里城正殿のある首里の丘の上に開校しました。現在は宜野湾、中城村、西原町にまたがる広大なのキャンパスに移っています。
映像は1978年の秋の登録日の様子です。受けたい授業や、単位の取りやすい授業を目指して、学生たちが我先にと争って走り回っています。。
冒頭、事務所の前で登録に必要な書類を受け取るために並んでいる様子。前日から泊まり込むものもいたと言う証言もありますが、そこまでしなければいけないと言うよりは、学生ノリで楽しんでやっていたと言うことです。
書類を受け取った学生はそこから階段を駆け降り、運動場を横切って体育館の登録会場に向かいます。この階段の様子がこのフィルムの山場でしょう。必死な学生の姿が、映像から伝わってきます。
登録は体育館で行われます。長テーブルに教授らがずらりと並び、学生がやってくるのを待ち受けている様子が映ります。学生にとしてはバイトの都合などもあり、効率的な時間割を作りたいところですが、人気のある講座は締め切られることもあるため、誰もが我先にと争うわけです。
ということで首里キャンパスに思いでのある方は必見です。
(文:真喜屋力)
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