【FILMS】名護町 港区で大フカがとれる

沖縄県北部の名護がまだ市ではなく町だった時代。埋めた手前の海岸線は美しい砂浜が広がっていて、こんな大物が水揚げされることもあったようです。

No. 0378-06
タイトル:名護町 港区で大フカがとれる
撮影者:屋冨祖正弘(Masahiro Yafuso)

撮影メディア : 8mm Film/B&W
本編時間: 3m33s
撮影時期 : 1963年11月22日
主なロケ地 : 海岸 (沖縄県名護市港)
スキャン方式 : Frame by Frame

 

フカというのは、主に西日本の呼び方で、サメのことです。

撮影者は名護で写真館を去れていた屋冨祖正弘さん。当時はSNSどころか、テレビの取材もそうそう那覇から飛んでくるなんてこともなかったので、ある意味スクープ映像ですね。

 

 

▲海岸と大フカと野次馬のみなさん。(クリックで拡大)

砂浜に上がったフカはけっこう大きなものです。人だかりができているところからして、なかなか珍しいことだったのではないでしょうか。映っている子供たちを探し出して、お話を聞いて見たいものです。

これがたまたま打ち上げられたものなのか、漁で取れてきたものなのかは記録に残っていません。

映像では男達が海岸で解体作業をし、女たちが運び出すという分担作業が見られます。

(文:真喜屋力)

 

▲尾びれを運ぶアンマーたち。奥に見える赤瓦の屋根が見える。

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