1973年に国道58号線の拡張工事により見つかった仲泊貝塚。ちょっとしたブームがあったのを覚えています。その貝塚が一般公開されてまもない頃の映像です。
No. 0753-03
タイトル:仲泊遺跡の見学
撮影者:匿名撮影メディア : 8mm Film/Color/18fps
本編時間: 1m9s
撮影時期 : 1974年ごろ
主なロケ地 : 仲泊遺跡 (沖縄県恩納村仲泊)
スキャン: Frame by Frame
仲泊貝塚似ついての概要。ウィキペディアによると以下のような感じです。
岩陰を利用した住居跡と貝塚が残り、沖縄先史時代前期(紀元前約1500年前)頃利用されていたものとされる。沖縄県に残る同様の遺跡としては、最大級の規模で保存されている。 同じ場所に、近世に利用されていた「比屋根坂石畳道」も残っている(文部科学省歴史の道)。この「比屋根坂石畳」、第2~5貝塚、第1洞穴の6つの遺跡をあわせたものが仲泊遺跡である[1]。
紀元前1,500年ということは、3,500年前の遺跡。そのころの人々の生活を思い描くことができる史跡です。現在の状況は以下のリンクに写真入りで紹介されています。
映像は見学に訪れる人々でごった返している様子が伝わってきます。看板なども急ごしらえの感じなのが良い味を出していますね。
発見されてまもない貝塚だけでなく、琉球王朝時代から近代まで使用された「比屋根坂石畳(ひやごんざかいしだたみ)」も映っていて、上記のリンク先の写真と比較することもできます。
(文:真喜屋力)
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