【FILMS】琉米親善 コザまつり 1965

琉米親善イベント、コザまつり映像の第二弾。ほぼ全編仮装パレードの映像です。天気が悪かったのか、重苦しい空模様ですが、パレード参加者の晴れ晴れとした表情と、アイディア満載の仮装が楽しい映像です。

N0. 0820-02
撮影者 : 久場良信 (Yoshinobu Kuba)
タイトル:琉米親善 コザまつり 1965
撮影メディア : 8mm→DVD/Color, B&W
本編時間: 7m57s
撮影時期 : 1965年5月21日〜23日
主なロケ地 : センタ-街,ゴヤ大通りなど (沖縄県沖縄市)
スキャン方式 : Screen Process

第一弾の映像は以下のリンクよりご参照下さい。

» 琉米親善 コザまつり 1964 | 沖縄アーカイブ研究所

前回の動画から一年後。若干天気の悪い中、盛大な仮装パレードが行われます。前半の白黒パートは主にメイクの様子です。この出し物は通り会対抗のようになっていますが、こちらのカメラはセンター通り商店街が中心です。仮装を終えて出陣していく人々を階段の上から撮ったカットでは、それぞれのメイクがなにかわかります。

▲メイクを終えて会場に向かうセンター通り会のメンバー。

行列の最初の辺りに登場するのは、本物のMPでしょうか?自動小銃を抱えて行進していきます。このカットの背後に見えているのは島袋琉映。字が読みにくいですが、窓の配置など特徴的なのでわかります。この行進は島袋から銀天街までけっこう長い距離を歩いていたようです。

▲自動小銃と行進。背後には映画館の島袋琉映が見える。

 

「琉米親善」と書かれているように、出し物には米国人も多数参加せしています。中には顔を黒く塗って黒人に扮した白人兵士たちの姿も。これは「ブラックフェイス」と言って黒人蔑視の象徴として扱われるので、現在ではNGな出し物となります。

» ブラックフェイス | ウィキペディア

 

▲ブラックフェィスの白人兵士たち。

センター通り仮装は、透明人間、桃太郎、ブーフーウー、孫悟空、加藤清正、オリーブ、聖火ランナー…と多岐にわたります。皆さん目を凝らして、それぞれのキャラクターを発見してみてください。

▲鉄腕アトムなどが登場!いくつわかるかな?

 

また歴代の外国からの来島者を模したようなパレードもあります。先頭はメガネをかけた宣教師風の人。おそらく「ナンミンヌガンチョー(波之上のメガネ)」と異名をとった宣教師兼医師のイギリス人です。

» バーナード・ジャン・ベッテルハイム | ウィキペディア

その後ろの大柄な人物はおそらくペリー提督だと思われます。

 

▲沖縄に来た外国人。先頭のメガネはベッテルハイムか?

 

そして何気なく画面を横切っていく聖火ランナーもいます。これはもちろん、前年の9月に沖縄を走った東京オリンピック(1964)のランナーの仮装ですね。

» 1964年9月7日 オリンピック東京大会の聖火、沖縄に到着 | 沖縄県公文書館

(文:真喜屋力)

▲一瞬、聖火ランナーが通りすぎる。

 

 

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*