【FILMS】土質検査 六価クロム@浦添

浦添市の海岸の環境汚染に関する調査の風景。撮影者は浦添市役所の職員だった。

N0. 1069-00
撮影者 : 島袋光男 (Mitsuo Shimabukuro)
タイトル:土質検査 六価クロム@浦添

本編時間: 13m18s
主なロケ地 : 浦添市 の海岸 (沖縄県浦添市)
撮影時期 : 1975年ごろ
撮影メディア : 8mm Film
スキャン方式 : Frame by Frame

浦添市は海岸をふさぐような形で米軍の補給基地があり、そこからの排水などによる汚染問題が、常に取りざたされてきたようです。下記に平成31年3月(2019年3月)に防衛庁がまとめた報告書をリンクします。沖縄が日本に復帰した後、1973年以降の事例などが紹介されています。

» 牧港補給地区(第5ゲート付近)(30) 支障除去措置に係る資料等調査(PDF)

撮影者が故人であるため、時期や場所の詳細な情報はないのですが、70年代中期以降の浦添市の海岸であることはまちがいないようです。

▲冒頭のパノラマショット。右奥に建造物らしきものが見える。(クリックで拡大)

 

上記の報告書を読むと、タイトルにある六価クロムの汚染問題が取りざたされたのは、小湾(こわん)の辺りだそうですが、映像を見る限り目印になるものが何も映っていないので、場所特定には決定打にかけるところです。排水溝の形状から、何かわかる方がいるとありがたいです。

広々とした干潟、埋立てる工事車両。そして水質検査に訪れた市役所職員と米軍関係者。そして美しい海と、砂の底に沈殿するどす黒いヘドロ。見ようによっては、象徴的な風景なのかも知れません。

ただ六価クロムはともかくとして、復帰直後と言う時代は下水施設が十分ではなく、那覇市など人口の多いところの海も、海全体ではきれいでも排水溝の周りはにたようなものがありました。公害問題が大きく取りざたされた時代ということですね。

この映像を見て、この様な汚染があったのだということを忘れないのも良いことだと思います。

(文:真喜屋力)

▲米軍基地に繋がる排水溝から海に流れる水。

 

▲排水溝から水を採取する職員。

 

▲泥をかき分けるとドス黒いヘドロが現れる。

 

▲土砂を運ぶのは、鼻面の長いクラシックなダンプカー。

 

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