【FILMS】糸満ハーレーと出店

糸満ハーレーの日の撮影ですが、撮影者は何度もハーレーを撮っているせいか、海上のイベントよりも子供の姿を追うのに夢中。そんな変則的な記録です。

N0. 0669-01
撮影者 : 金城真助 (Shinsuke Kinjo)
タイトル:糸満ハーレーと出店

本編時間: 2m53s
主なロケ地 : 糸満漁港 (沖縄県糸満市糸満)
撮影時期 : 1970年代
撮影メディア : 8mm Film
スキャン方式 : Frame by Frame
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主なロケ地表示(Google Map表示)
糸満漁港

糸満漁港で開催される糸満ハーレー。年に一度の華やかなイベントです。しかし、子供はにとっては、船の競漕よりも出店の玩具が気になってしょうがない。母親を伴って店の商品を覗きに行きます。カメラを持ったお父さんが、こどもの姿を遠くから撮影し、申し訳程度にハーレーの様子をパラパラと撮影している…。

そんな家族のドラマを想像して微笑ましくなる一本。特に多くを解説する事はないのですが、子供のそばに行きたいが、撮影場所も離れられないお父さんの、引き裂かれるような胸の内を想像しながら観ていると、より楽しめるフィルムのように思います。

あと最後のカットは、おそらく国際通りにあった自宅兼職場の金城時計店前と思われます。

(文:真喜屋力)

 

▲黄色い帽子の母親と幼い子供。それを遠くから望遠で狙う撮影者(父)。

 

▲ハーレーの場面が事務的に時おり挿し込まれている。

 

▲移動パーラーに行くと見せかけて、手前のごみ捨て場を覗く少年。

 

▲手に取るのは仮面ライダーのビニール人形。

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