1978年ごろの屋慶名漁港と公民館周辺の映像です。
No. 0381-04
タイトル:屋慶名漁港と公民館
撮影者:吉浜昇(Noboru Yoshihama)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 2m12s
撮影時期 : 1978年ごろ
主なロケ地 : 屋慶名公民館など (沖縄県うるま市与那城屋慶名)
スキャン方式 : Frame by Frame
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屋慶名漁港 / 屋慶名公民館
屋慶名漁港のすぐ隣には薮地島という小さな島があります。屋慶名の近くには、海中道路があって、平安座島へ、さらに周辺の島嶼地域に架橋がなされ、宮城島、伊計島、そして浜比嘉島には陸路で渡ることができます。しかしこのフィルムが撮影されたころは浜比嘉島には架橋されておらず、屋慶名からも渡し舟が出ていました。僕も何度か利用したことがありますが、渡し船は薮地島との狭い海峡を抜けて出て行くのが、微妙にスリリングだったことを記憶しています。
野草の向こうに平安座島が見え、石川の発電所もチラリと映ります。
味わい深いのは古い屋慶名公民館の入口と、子供たちの姿。現在の屋慶名公民館は建て直されているようですが、このころは入口や窓などは木製の雨戸がついていたようです。コンクリートの劣化具合からもけっこう古そうですね。
。撮影者の吉浜さんは、当時16mm映写機などを持って上映会などを開いており、このときも屋慶名公民館での映画上映会だったようです。準備の合間に8ミリカメラを回している感じで、何かのイベントというよりは気になる花や風景を「撮ってみた」という感じの映像が多いです。
最後に映る「復帰記念会館」は、別日の別の地域での上映会のようです。1カットだけ、記録で抑えておいたという感じの映像ですが、入口のガラス戸に映った撮影者の姿がご愛嬌です。
(文:真喜屋力)
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