![eyecatch1](https://i1.wp.com/okinawa-archives-labo.com/wp/wp-content/uploads/2018/09/eyecatch1.jpg?resize=640%2C180)
撮影場所は大宜味村塩屋。映像は「ぴょぴょ会」という絵画サークルのメンバーが、スケッチ旅行に出かけた時の様子。「ぴょぴょ会」は、ニシムイの画家、大城皓也氏を顧問とするアマチュア画家の集まりで、毎週のようにスケッチ旅行などで、様々な場所を訪れている。これは塩屋の中之山公園でのスケッチの様子を撮影している。
No. 0110-02
タイトル:塩屋にて(ぴょぴょ会の想い出)
撮影者:遠藤保雄(Yasuo Endo)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 1m16s
撮影時期 : 1958年11月11日
主なロケ地 : 中之山公園など (沖縄県大宜味村塩屋)
スキャン方式 : Aerial Image
![](https://i1.wp.com/okinawa-archives-labo.com/wp/wp-content/uploads/2018/09/0001-1.jpg?resize=637%2C102)
有名な塩屋大橋は1963年に完成なので、このフィルムの撮影時にはまだありません。撮影地は塩屋の集落ないにある塩屋園地からと思われる。パンの最後に映る山肌には、この後スケッチを行ったと思われる中之山公園に向かう階段が細く伸びているのがわかる。
![](https://i1.wp.com/okinawa-archives-labo.com/wp/wp-content/uploads/2018/09/11111111.jpg?resize=640%2C381)
また山肌には棚田らしき段々の構造が見てとれます。米所として知られる塩屋のイメージでもありましたが、現在はこの山肌は雑木林になっており、棚田は無くなっています。集落の生活の変遷を語る上でも、重要な映像になったと言えるでしょう。
![](https://i1.wp.com/okinawa-archives-labo.com/wp/wp-content/uploads/2018/09/0002.jpg?resize=640%2C200)
中盤以降は、中之山公園でのスケッチの様子です。ここは塩屋中之山拝所もあるため、鳥居が建てられています。
(文:真喜屋力)
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