【FILMS】名城ビーチ 1970

名城ビーチの8mm映像は、いくつか発見されている。沖縄本島の南部に住む人にとって、名城ビーチはもっともポピュラーな有料ビーチだったから当然と言えば当然だ。僕自身も遠足で何度か行った記憶もある。本フィルムは、名城ビーチの数あるフィルムの中でも、劣化が激しい部類のフィルムなのだが、不思議とノスタルジックなイメージをかき立てる不思議な美しさを持っている。この辺は個人差のある見解が生まれるところだが、まずは見ていただきたい。

N0. 0433-00
撮影者 : 匿名希望
本編時間: 3分23秒
主なロケ地 : 名城ビーチ (沖縄県糸満市)
撮影時期 : 1970年7月
撮影メディア : 8mm Film
スキャン方式 : スーパーダビング8

名城ビーチの場所は以下の地図の通りです。現在は閉鎖されていますが、ストリートビューでのぞくと、ボロボロになったビーチの門を見ることができます(2018年7月現在)。

リゾートホテルが建てられることが2015年の12月にアナウンスされていますが、まだ着手されていないようです。

» 名城ビーチに11階ホテル 460室、プールやジムも | 琉球新報

映像について

1970年に名城ビーチで撮影された8mm映像。緩やかに伸びる海岸線と、陸地側がやや高くなって砂丘上にも見える独特の海岸線が映されています。陸地側には様々な施設がありましたが、この映像は砂浜だけなので、残念ながら陸地側の映像は映っていません。

フィルムの劣化が激しいですが、人と風景のバランス、奥行きのある構図と、少し淡くなった色彩が「印象派の絵画のようだ」と言うと、少しオーバーでしょうか。あわせて表情がよく見えないものの、親子の関係性の温かさが伝わってくる撮影と相まって、ノスタルジックな香りを醸し出しているように思います。

(文:真喜屋力)

▲砂丘のような背景に、絵画的な構図が魅力。

 

▲海の北側に見えるのはエージナ島。

 

▲ビーチの看板。そして砂浜のギリギリに駐車場があるのがわかる。

 

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