【FILMS】端午の節句 1956

1956年の沖繩県宜野湾市大山の住宅街。子供の日を祝う家族の映像。場所は今の大山小学校の辺りです。

No. 0424-04
タイトル:端午の節句 1956
撮影者:遠藤保雄(Yasuo Endo)

撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 4m20s
撮影時期 : 1956年
主なロケ地 : 住宅街 (沖縄県宜野湾市大山)
スキャン方式 : Frame by Frame

 

長男の成長を願う鯉のぼりをあげる場面の映像。家族とその友人、そして近所の子供たちも集まり、多幸感のあふれた心地よい映像です。家はコンクリート瓦、周囲にはバナナの木などが植えられた、いかにも沖縄的な風土の中で、日本文化的な”鯉のぼり”が風になびいたり、戦国武将の”兜飾り”などが映し出されるさまが興味深く感じます。

映像の中で、家の前の通りの向こうを横切っている車の通る大きな道があり、一つは現在の国道58号線。左が伊佐交差点、右側が那覇の方角と思えます。

▲道の奥を時どき車が通り過ぎる大通りがある。

最後に米軍払い下げ品の様な色と、コンパクトな作りの乳母車が登場します。シンプルで小さなサイズですが、少しアレンジすれば、現代でも通じるオシャレなデザインに思えます。

▲乳母車

(文:真喜屋力)

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