【FILMS】メキシコサーカス(玉泉洞)

行楽地の映像はいろいろありますが、その中でも際立っているのがこの「メキシコサーカス」。おそらくメキシコからやって来たと思われる動物サーカスの巡業風景が記録されています。

No. 0290-00
撮影日:1974年7月13日〜9月3日の1日
撮影地:沖縄県南城市玉城字前川
「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」
撮影メディア:8mm Film

『メキシコサーカス」という手描きの看板。どこかのイベントステージであることは想像できましたが、長らく場所が不明でした。ところが上映会で披露したところ、観客の一人が独自調査で資料をみつけてくれました。

»『懐かしの沖縄 8ミリ映画のメキシコサーカス(1974年)』

上記のリンク先の記事により、「メキシコサーカスとおやこ動物園」が玉泉洞広場(現 沖縄ワールド)で行われていたことがわかりました。やはり眠っていた資料をオープンにしていくことで、様々なことが繋がって利用価値が高まるという良い前例ができたと思います。

追跡調査を行なってみた

しかし、人に教えてもらうだけでは芸がないので、県立図書館に足を運んで追跡調査を行ないました。すると別のバージョンの広告が1974年7月の紙面から見つかりました。幸いにも新たな情報を見付けることができました。

広告は数パターンあるのですが、出演者の名前を書いたものがいくつかありました。そこでわかった重要な情報。

  • 玉乗りをしていた熊はナンシー嬢。
  • 鳩使いの女性がマリヤ・ルイスさん。

さらに自転車を漕ぐ熊のゴーチャもいたようです。どうでもいい情報のようですが、そういうディティールが見えてくると、映像に親近感が湧いて、メキシコサーカスのその後も気になるところです。

おやこ動物園なのか?

また同時代の他の映像にもダチョウなどの動物が映っている映像があります。単管を組んだ期間限定の柵だったりするので、もしかしたら、このおやこ動物園の映像なのかも知れません。そういった映像も情報を集めるために、今後公開していこうと思っています。

新聞広告を観ていると、この年には奥武山公園でも動物園のイベントがあったり、パンダの影響もあったのか、動物園はトレンドだったのかも知れませんね。

(文:真喜屋力)

 

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