【東アジア映像館】
於茂登トンネル

八重山の人々の悲願であった於茂登トンネルが開通するまでの工事記録。
於茂登トンネルの開通は八重山の人々の悲願であり、八重山の夜明けとなるに違いないと夢は膨らみます。しかし、幾多の難工事が続いた。それだけに喜びもひとしお。
石垣島には一周道路があり、島の北側へ行くためには、西側、東側へ迂回して約30km以上の道のりを行く必要がありましたが、南北最短道路があれば約12キロで行けます。しかし、その最短道路を阻んでいるのが526mの於茂登岳でした。
様々な歴史の試練に耐えてきた人々の夢は於茂登トンネルに夢を託します。
難工事の中、木材は石垣島で調達し、運搬は水牛により行われました。
運搬作業で水牛と格闘する姿も微笑ましく、現代の工事とは違った様子を見ることができます。

製作年 1987年(昭和62年度)
上映時間 40分
規格 16mm/4:3/カラー
企画 沖縄県土木建築部 八重山土木事務所
製作 (株)シネマ沖縄
監督 野村岳也
撮影 與那良則

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