![EYEcatch](https://i0.wp.com/okinawa-archives-labo.com/wp/wp-content/uploads/2019/03/EYEcatch.jpg?resize=640%2C180)
桃の節句こと「ひなまつり」のパーティー。会場は自宅で、次々と訪ねてくる子供たちを、ホスト役の少女が出迎えます。
No. 0279-02
タイトル:ひなまつり
撮影者:遠藤保雄(Yasuo Endo)撮影メディア : 8mm Film/Color
本編時間: 6m47s
撮影時期 : 1961年3月3日
主なロケ地 : 自宅 (沖縄県宜野湾市大山)
スキャン方式 : Frame by Frame
部屋に置かれた雛壇には、なぜか2セットの雛人形がおかれています。さらに家中からかき集めたかのように、様々な地域の人形たちが参加してることがわかります。人形であれば誰でも参加できそうな、箱庭のような楽しい雛人形のお飾りです。
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お飾りの前に座っているのが、今日のホスト役であり、主人公となる少女。大きなリボンを紙につけています。
そこへ次々とお友達や親戚の従兄弟など、同世代の子供たちがやってきます。お客を迎えてお辞儀する様は、まさに旅館の女将のようで、なんともほほ笑ましいです。
その後はテーブルを囲んでお食事会。大人たちは部屋の外からその様子を眺めています。
私が子供の頃は、こんな豪勢な雛人形を持つほど豊かな家庭ではありませんでしたが、誕生日にはそれぞれの家にお呼ばれして、ささやかなパーティーをした記憶があります。子供だけのホームパーティーがかわいらしいフィルムです。
また、冒頭に「Endo Kinema」タイトルがインポーズされる場面があります。単純なトリックですが、背景の鮮やかさとあいまって美しくきまっています。
(文:真喜屋力)
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