【東アジア映像館】
小さなダムの大きな役割 〜座間味ダム建設の記録〜

時代とともに変わる座間味島の生活を支えるダム建設についての映像
ダム建設から知ることができる座間味島の歴史にも注目です。
10年の計画期間を経て昭和61年からダム建設が始まりました。映像のなかには、座間味島の珊瑚礁や、中国貿易の中継地として栄えた島の歴史についても触れ、また米軍が真っ先に上陸した島であるため、工事の際は不発弾が埋まっていないか、磁気探査を念入りに行った説明などがあり、工事の記録だけではなく自然や歴史まで簡潔に描かれています。
ダム建設の必要性は、島を訪れる観光客と島の人口が増加し、古くから頼っていた井戸水での利用が十分ではなくなったからです。建設が始まった昭和60年代には、すでに10万人の観光客が座間味島を訪れていたということには驚きです。

製作年 1990年(平成02年度)
上映時間 31分
規格 16mm/4:3/カラー
企画 沖縄県土木建築部 南部土木事務所
製作 (株)シネマ沖縄
監督 野村岳也
撮影 與那良則

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