【東アジア映像館】
南ボロジノの翼 〜新南大東空港建設の記録〜

苦難の島ではなく、交流する島として明日への一歩を踏み出す南大東島の記録
新南大東空港建設工事の記録。
大東島の歴史。八丈島からの移民。開墾して30年後には自分の土地になるはずが、サトウキビの成功によって製糖業者に牛耳られた「出るのも入るのもままならない状態」等の厳しい歴史がありました。
本作品では、岩盤の掘削のための発破(ダイナマイト)の設置の様子など珍しい映像が観れます。
工事では整地用の土が不足するため、掘り起こした岩盤を砕いて再利用していきます。
今までは、新しい空港ができるまでは、南大東島へ行くチケットをなかなか取ることができず、二ヶ月前に予約してようやく乗れるほど不便でしたが、新型飛行機は二倍の人員を運ぶことができるようになりました。
さらに、豊年祭の様子が、八丈島からの流れの太鼓の披露など沖縄風ではないところがユニークで、見どころの1つです。

製作年 1997年(平成09年度)
上映時間 35分
規格 16mm/4:3/カラー
企画 沖縄県南部土木事務所
製作 (株)シネマ沖縄

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