もうみなさんはお墓参りは終わりましたか。復帰直前の1969年。那覇市天久の丘の上にあるお墓での清明祭の映像です。
No. 1400-00
タイトル:清明祭
撮影者:外間政一郎(Seiichiro Hokama)
撮影メディア : 8mm Film/Color/18fps
本編時間: 3m24s
撮影時期 : 1969年4月13日
主なロケ地 : 那覇市天久の墓地 (沖縄県那覇市天久)
スキャン: Frame by Frame
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墓地
ロケ地は那覇市泊にある丘の上の墓地。泊港北岸の側にある、外人墓地の横から上った丘の上にある、那覇市を一望できる墓地。フィルムの後ろには、那覇市のパノラマもあります。今は泊大橋は横たわっていますが、当時はすっきりした海岸線がよくわかります。
この一帯には、大きな墓が多く、この家族の墓もかなり立派な作りになっているようです。人数としてはそれほど多いとは感じませんが、子供が多いことから、従兄弟が集まって遊べるくらいの家族で集っているようです。
雰囲気的には日本本土で行われるお墓参りとは違って、ピクニックのような盛り上がりを感じていただけると思います。
女の子が何か虫を捕まえたのかと思って良く見ていると、「アンダチャー」のでしょうか。小さなトカゲを手にしています。この呼び名は方言名ですが、県内でも「ジューミー」「アタクー」など様々な名称があります。
自分の思い出を紐解いても、お墓参りは従姉妹たちと遊びながら、自然の中で食べたり飲んだりと楽しい思い出でです。楽しいから先祖を大事にしようと、素直な気持ちで接しきれるのかも知れません。
(文:真喜屋力)
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