ORPHAN WORKS 03
北海道戦前のフィルム群

戦前の北海道で撮影された8ミリ群には、時代を象徴するイベントが記録されていて、ニュース映像を見るかのような映像。古いと言うのもありますが、他のほのぼの8ミリ映画とはちょっと雰囲気が違っていて、現状は公開できないのが非常に残念。

FILM PROFILE

撮影者:未公開
入手経路:ネットオークション
フィルム本数 7本
総時間数 25分55秒

フィルムの箱には撮影者らしき人物と、当時の住所が書かれていますが、現時点では連絡が取れないため、孤児作品として取り扱っています。古いフィルムでもあるので、このような撮影者の情報収集もネット上でもできればよいのですが、一応個人情報なので、現時点での公開は差し控えておきます。映像にご興味のある方、調査に協力していただける方には個別で対応したいと思います。

Youtubeなどをさがしても、北海道の戦前の映像はあまりないので、利活用の価値も高いものだと思うのですが。

(文:真喜屋力)

 

[1667-00]飛行機初乗り

1937年5月24日/3分58秒

1937年4月にオープンした札幌飛行場が札幌〜仙台に就航。飛行機はフォッカースーパーユニバーサルであると言うことがウィキペディアに書かれているので、その時のセレモニーの映像ではないかと思われる。フォッカースーパーユニバーサル(Fokker Super Universal)の当時の飛行映像がこれだけしっかり映っているのは、Youtubeなどでもあまり見られないので(復元機などはあるが)、飛行機ファン、模型ファンにも需要がありそうな映像。

» 札幌飛行場_(初代) | ウィキペディア

[1668-01] 戦前の札幌市内

1937年ごろ/2分1秒

札幌市内の戦前の風景。道路は広く、三越などの大きな建物が見られます。その道路にも路面電車やバスなど、当時の交通機関も映っています。フィルムの後半には赤ちゃんを抱っこする母親(乳母?)の映像もありました。

[1669-00] 小樽内川一帯(定樽道路)

1937年9月/2分6秒

「定樽道路」とは、おそらく北海道道1号線の「小樽定山渓線」。その内川周辺と思われます。ウィキペディアには「小樽と札幌を結ぶ道路としてよりも、むしろ観光路線としての性格が強い。」とあるが、まさにその観光映像です。

» 北海道道1号小樽定山渓線 | ウィキペディア

[1702-00] 大政翼賛会 三国結盟

1940年/4分31秒

いわゆる三国同盟を祝う式典の映像。日独伊の国旗が並ぶインパクトもさながら、このように日本の大都市で国民を上げて祝っていたことがよくわかる。フィルムの後半は広場での飛行機模型を飛ばす映像と、大きな神社での結婚式の様子が記録されている。

[1703-00] 現役兵證書

1939年ごろ/2分21秒

神社に家族でお参りをする所から始まり、「現役兵證書」のアップが映り、家族が軍隊に招集されたことがわかる。続いて入隊式のよう光景が映り、整列する若い兵士と日の丸を手に送りだす家族。笑顔で入隊する若者らの生々しい映像。

[1704-00] 紀元二千六百年奉祝式典

1940年/4分25秒

神武天皇の即位を紀元に、その二千六百年目を祝う式典は、国威高揚もかねて日本はもちろん、南洋などでも行われています。撮影地がどこかはわかりませんが、当時の札幌の資料があればもう少しわかるかも知れません。

» 紀元二千六百年奉祝式典行事 | ウィキペディア

 

[1705-00] となり組運動會

1941年ごろ/4分29秒



▼お問合せフォーム

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*